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篠栗北地区産業団地開発事業

  • 地域エネルギーマネジメント
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篠栗北地区産業団地開発事業

本事業は、福岡市の東のベッドタウンである篠栗町にある17haの山林を、産業団地として開発するものです。事業主の篠栗町が民間の事業パートナーを公募・選定するPPPの手法が取られ、鹿島グループが選定されました。当社は鹿島グループの一員として、開発計画・都市計画・事業推進を担当しました。
篠栗町は人口3.1万人、市域の7割は山林という自然に恵まれた環境にあります。計画地は市街化調整区域内に位置し、国道201号・県道に接しており、空港や篠栗インターチェンジへのアクセスが良好な立地です。本事業は、当社が初動期から関わったものであり、地方創生・官民連携のひとつのモデルケースとして紹介します。

経緯

篠栗町が2015年10月に実施した開発プロセス全体を包括して協議・調整する事業パートナーの公募に、鹿島グループ(アバンアソシエイツ+鹿島建設(株)九州支店+(株)オオバ様)が選定されました。
提案は以下の4つの視点で取りまとめました。
① 食品系に絞った産業団地
② 企業誘致先行のオーダーメイド販売型開発による販売リスクの低減
③ 開発協議会+企業コンソーシアム体制による官民連携
④ 環境エネルギーシステム
選定後、2017年10月の都市計画告示を経て、2018年4月に着工、2020年4月に造成工事が竣工し、同年8月に区画の引き渡しを開始しました。

官民連携事業(PPP)としての特質

開発協議会では、篠栗町長の判断も含め、官民一体で迅速な事業が遂行されています。また企業誘致を先行したオーダーメイド型開発により、事業リスクの低減と進出企業のニーズへの対応が可能となりました。

官民連携事業(PPP)としての特質

                  篠栗北地区産業団地 開発協議会の体制図